フランチャイズを始めるにあたっての手順(流れ)を紹介します。
開業を行うにあたり参考にしてください。
候補となるフランチャイズが絞られて来たら本部に訪問し、資料や情報ではわからないポイントを把握していきましょう。また、生の情報を把握するために加盟店にも足を運ぶことをおすすめします。
・社内の雰囲気(明るく発展的か?社員がイキイキと働いているか?自分に合うか等)
・開設にかかる全ての費用をあらためて確認してみましょう
・加盟を急がせるようでしたら要注意。問題がないか改めて確認しましょう
FC本部は加盟店希望者に対し、契約前に「法定開示書面」を開示して説明することが義務付けられています。ここで本部の事業概要や契約内容を確認していきます。
・.本部事業者の直近3事業年度の賃借対照表及び損益計算書
・.直近の5事業年度において、FC契約に関する訴訟の件数
・本部事業者が加盟者の店舗の周辺の地域に同一又は類似の店舗を営業又は他人に営業させる旨の規定の有無及びその内容
・.契約終了後、他のFC事業への加盟禁止、類似事業への就業制限その他加盟者が営業禁止又は制限される規定の有無及びその内容
・.契約期間中・契約終了後、当該FC業について知り得た情報の開示を禁止又は制限する規定の有無及びその内容
・.加盟者から定期的に徴収する金銭に関する事項
・.加盟者に対する金銭の貸付け又は貸付の斡旋を行う場合は、それに係る利率又は算定方法及びその他の条件
・加盟者に対する特別義務
・.加盟に際し徴収する金銭に関する事項
・.経営指導に関する事項
・契約の期間並びに契約の更新及び解除に関する事項
確認は徹底的に行い、後で後悔のないようにしましょう。
面談が可能な場合は出来るだけ面談するようにしましょう。
今後フランチャイズ経営を行うにたり、信頼できる人物か、相性の良い人物か、将来に向けしっかりとしたビジョンを持っているかなどを見極めていきましょう。
立地・物件探しを行います。フランチャイズの中には自宅で出来るものもあるのでその場合はこのステップは必要はありません。
立地評価の鉄則は「面・線・点」に分けられます。
・面:どれだけ対象顧客がいる商圏か?
・線:お客様が近付きやすい動線が確保されているか?
・点:地点評価
この3つの次元をベースに本部からのアドバイスも受けながら検討していきましょう。
後悔しないように徹底的に調査していきましょう。
金融機関からの融資を受けるには事業計画書が必要になります。もちろん、自分の資金のみで開始できる小資金のフランチャイズビジネスなどは対象外になります。
事業計画書の構成は下記の通りになります。
・事業概要
・資金計画
・収支計画
・返済計画
ここでの注意点は設備面です。
通常はフランチャイズ契約とは別に、店舗の賃貸借契約書やリース契約を締結します。
その契約書には通常『フランチャイズ契約が終了した際に本契約も当然に終了する』というような記載があります。
このような制約の場合、加盟店がフランチャ イズ契約を解約しようとしても、リース残金全額の支払い義務や賃貸人に対する高額な支払い義務が生じ、事実上解約できなくなる場合があるので注意する必要があります。
1人ビジネスの場合は別ですが、オープンまで採用活動や研修などタスクは多岐に渡ります。
特に直前の10日間は眠る時間がないほどの超繁忙期になるかもしれません。
本部のサポートを受け、オープン初日を成功させるべく万全の準備をしていきましょう。
お客様をいかにリピートさせるか、または口コミで広げられるか。事業のサービス向上に努めていきましょう。今後はあなた次第で店舗を広げたり、収益を上げていくことも可能になるのです。
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