脱サラして起業を検討している方の中には、どんなビジネスの分野に参入するか迷われている方がいるかもしれません。
この点に関し、実業家の堀江貴文さんは「失敗しないビジネスの鉄則」として以下4つの点を挙げています。
4つの中でとくに重要なのが、「大資本がいらない」「利益率が高い」という点でしょう。コストがかからず利益が大きいビジネスモデルであれば、自然と事業は発展していきます。
さらに「成功率を高める」という観点からみれば、フランチャイズに加盟するということは非常に有益です。
「小資本で取り組めるフランチャイズビジネス」について解説していきます。
フランチャイズに加盟してビジネスを行う場合と、個人でビジネスを行う場合の生存率を比較してみます。
中小企業庁が出している『中小企業白書』によると、個人で独立・開業したお店が5年後も継続している確率はたったの約25%。
そして10年後となると、約10%にまで激減してしまうというデータが出ています。
「起業して10年後も生き残っている会社はごくわずか」とよくいわれますが、実際に数字として表れているというわけです。
ではフランチャイズに加盟した場合の生存率は、どのようになっているのでしょうか?
社団法人日本フランチャイズチェーン協会「各年度のフランチャイズチェーン店舗数の統計データ」と、経済産業省の「我が国のフランチャイズの現状」に記載があるフランチャイズの廃業率を元に算出することができます。
結論を述べると、フランチャイズ加盟店が5年後に生き残っている確率は約70%。
個人で起業した場合に比べ、生存率はけた違いに高いのが現状です。
ゼロから立ち上げて成功するには、試行錯誤をしてもがきながらゴールを目指していかなければいけません。
しかしほとんどの場合、ゴールにたどり着くまでに資金ショートしたり打つ手がなくなってしまうのが現状。
フランチャイズ加盟はこの試行錯誤の手間を省き、最初から成功しているビジネスモデルで取り組めるのです。
またビジネスに必要な備品や材料などは、フランチャイズ本部でまとめて買い入れを行っているため、安く仕入れることが可能な点も強みのひとつ。
もちろんフランチャイズ加盟の対価として、ロイヤリティを支払うことになります。
しかしながら当然本部は、加盟店がしっかり利益を出せるよう配慮して料金を設定しているのです。
加盟店が収益悪化で離脱をすると悪い評判が立ち、新規の加盟店が増えにくくなります。本部にとっても加盟店にとっても、マイナスでしかありません。
「共存共栄」を掲げているフランチャイズがほとんどです。
最終的に加盟に至らなかったとしても、成功しているフランチャイズ企業のビジネスモデルを研究するだけでも大いに勉強になりますよ。
小資本で独立開業が可能なビジネスをリストアップしています。加えて、該当するフランチャイズ企業と詳細な資料を取り寄せられるサイトも記載しました。
興味のあるビジネスを見つけたら、資料を取り寄せて研究してみることをオススメします。
結婚希望者にお相手候補を紹介するビジネス。
ネットにつながる環境さえあれば営業できるので、自宅で行えばほぼコストはかかりません。また紹介業なので、在庫リスクもゼロ。
入会費に月会費、お見合い料に成婚料などさまざまな収入源があり、高粗利を実現。
フランチャイズに加盟することにより加盟店間で紹介し合えるようになり、出会いの機会を増やすことが可能になります。
シニア世代の方の自宅に毎日お弁当を届けるサービス。本部から食材を調達し、自宅で盛り付けをするので店舗をもつ必要はありません。
今後30年はマーケットが拡大するとされている高齢者ビジネスに参入できます。また利用者数が増えれば、毎月の売上も上がっていくストック型のビジネス。
「加盟金0円・保証金0円・ロイヤリティ0円」でフランチャイズ加盟店を募集している企業も多いです。
高齢者のお宅へ訪問し、きめ細かな介護・医療サービスを提供するビジネス。
健康保険が適用されるため、残りの9割は国から入金されます。そのため料金が回収されないというリスクが、ありません。
高齢化社会を迎えるにあたり、将来性のある分野。訪問型で店舗をもつ必要がないので、低コストで運用可能です。
掃除や荷物移動、電球交換などお客さんに頼まれた依頼をこなしていく仕事。
景気に左右されにくく、高齢化社会に迎え需要が高まっています。
在庫を持たない業種のため、不要な在庫を抱えてしまうリスクもなく、高い利益率を実現。
顧客から不要になった商品を買い取り、高値で売って利ザヤを稼ぐビジネス。
フランチャイズに加盟していると、本部が買い取った商品をすべて高値で購入してくれるので売り先に悩む必要がありません。
小スペースで開業でき、在庫をもつ必要もなし。景気に左右されず安定した売上を確保できるのも強みです。
マンションや自宅のポストにチラシを投函するビジネス。ライバルが少ないブルーオーシャンの市場です。
また開業時に設備投資が不要。自宅兼事務所で行うため、初期投資がほとんどありません。
壊れたり古くなった物を修復するビジネス。会社によってさまざまな対象物を修復・新しくします。
在庫をもつ必要がなく、スペースがあれば自宅で開業することも可能。
リピート客が多い点もメリットです。
ご紹介したビジネスは、コストをかけずに堅実に経営することができます。またあまり景気に左右されずに、安定した業績が見込めるものばかり。
これからの日本の市場に適してもいますので、候補としていずれも有力です。
業績を伸ばしていくのであれば、多店舗展開を行っていきましょう。フランチャイズに加盟して成功できたら、店舗を増やしていくことで売上・利益を拡大させることもできるのです。
堀江貴文さんの「儲かるビジネスの条件」を参考に、どの分野に参入するかじっくり考えてみてください。
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